在宅高齢者世帯に移動サービスの充実を!

2014年10月8日 05時47分 | カテゴリー: 活動報告

今年4月座間市の高齢者人口は28807人となり、高齢化率22.3%となりました。

2010年の国勢調査によると、神奈川県の、高齢者のいる世帯に占める高齢者のみの世帯の割合が51.6%となり、同年、座間市では、データでわかるものとして、夫婦のみ、独居の世帯だけでも55.97%とあり、他の形態での高齢者のみの世帯もあるので、もう少し多くなると考えられます。

今回の制度改正にあたり、要支援の方の訪問介護、通所介護を保険給付から外して、市の事業である地域支援事業である、“介護予防・日常生活支援総合事業”に移すことや、特養の入所要件を要介護3からにするなど提案されていることから、在宅での暮らしを支えるサービスの質・量が低下しないよう注視していくことが重要です。

 今回の在宅サービス利用者の総回答数1594人のうち、独居の方では要支援1250.5%の212人、要介護1233.1%の139人いう状況です。二人とも65歳以上の夫婦のみ世帯では要支援1・2が26.9%の97人、要介護1241.9%の151人という状況です。独居、65歳以上の夫婦二人世帯で、要支援1・2から要介護1・2なのは600世帯ほどで、在宅サービス利用者の約半分ほどを占めます。また、要支援12について見れば、独居、片方がのみが65歳以上の夫婦世帯5.7人も含めて夫婦のみ世帯は314.7世帯となり、要支援12全体の608%しめています。

こうした世帯の在宅生活に移動サービスの充実が求められます。外出は最大の介護予防ともいわれますが、医療も在宅へとの方向から、通院需要も増えています。

 実態調査においても、外出目的の第1番目は53.2850人ほどの方が目的とする通院です。外出の頻度・目的が一般高齢者と大きく異なっています。一般高齢者は、ほとんど毎日外出する方が最大の44.9%、目的も第1が買い物、第2が散歩、自分で対応できていると窺えるのに対して、在宅サービス利用者は、週に23日の外出が最大の36.1%で、ほとんど外出しないが2番目23.8%となっています。ほとんど外出しないとの方も、他の問いから推測すると週に1回よりは少ないが通院をしているのではと考えられます。外出目的の2番目は、送迎のあるデイサービスでありますが、3番目が買い物とのことです。通院、買い物をどの様にやりくりしているか気がかりです。

 また、今後利用したいサービスとして、介護度が上がるにつれおむつ等の支給希望は高まりますが、特に共に65歳以上の夫婦2人暮らし世帯が顕著にあらわれているように、総じて、2番目にショートスティ、3番目に「移送サービス」が上がっています。一般高齢者の同居世帯でも、昼間独居も少なくないためか、外出・通院介助支援希望が2番目に高くなっています。

 少ない外出頻度は言え、ニーズの高い、生活を支える必要な外出への支援、具体的には移動サービス等への支援が求められています。特に要援護者世帯ではコミュニティバスでの対応も難しく、個別輸送の充実が必要です。この必要性について、9月議会の一般質問で問いましたが、市の移送サービス(下肢が動かない方対象)、NPO等のサービスがあることを広報するにとどまり、サービスの充実への理解はなく、支援までは行わないとのことです。

現在のタクシー券の支給対象は、障がい者と難病であり、対象外となる要援護の在宅高齢者の移動についても支援すべきと考えます。。