子ども子育て新制度では一時預かり事業の拡充を!

2014年12月16日 12時16分 | カテゴリー: 活動報告

 来年度春から実施の子ども子育て支援事業計画素案が示され、現在12月19日までパブリックコメントを実施中です。この素案で特に不十分と考えるのは、一時預かり事業計画数の少なさです。昨年この計画づくりの為に行われた就学前児童保護者向けのニーズ調査では、フルタイム14%、パートアルバイト21%の就労状況ですが、残り65%の非就労の8割弱が就労を希望しています。その働き方は、9割がパートアルバイトであり、一日4時間、週3日の希望が最も多くなっています。

 しかし、座間市では来年度からの保育園の入所基準を月64時間としたことから、64時間未満となるであろう大半の就労希望者にはほかの手だてが必要であり、9月議会答弁では、一時預かりで対応していくとの事でした。

 今回の支援事業計画案では、一時預かりの計画数として、保育所等で7140人であり、3年目2017年度に1施設新設との計画ですが、1日にすると、1施設1人増える程度です。幼稚園の預かり事業は、数の出し方を間違えたそうですが、現状(1園15人程度)程度のつもりとのこと、ファミリーサポート 事業に至っては、1日0.8人という計画です。しかも、5年間計画数は同じです。

  現状の一時預かり利用人数は定数以下とのことから支援事業計画の数が出されているとのことですが、空きがなくて断られているとの声が、ニーズ調査でも91中15も出されています。
 こうしたことからも、この計画案の数値ではニーズに対応できないのではないかと危惧します。そこで、計画数の拡大、施設整備が難しい状況であれば、ファミリーサポート事業の拡大に力を入れ、様々な子育て家庭のニーズに対応していくことも有効な方策ではないかと12月議会では提案しました。大和市のファミリーサポート事業では、NPOに委託しており、断ることもなく土日の依頼も受け、昨年度10330回、1496時間、利用者一人あたり、13回18.8時間の活動となっています。一方、座間市は、2454回1946時間、利用者一人あたり8回6.4時間です。協力会員のいない地域では断らざるを得ない実態です。
 
 一時預かりは、短時間就労のためでなく、種々の用事や保護者のリフレッシュとしても必要であり、孤立化しがちな子育て環境の中で保育者と話ができる場でもあります。ニーズ調査の記述欄でも“子どもを安心して預けられる場所”の要望は高いものでした。一時預かり事業は、必要性の高い子育て支援です。
   答弁では計画数の拡大が必要と認めるものではありませんでしたが、諦めずに働きかけていきます。