新焼却炉の機種はストーカ炉に!

2015年5月2日 02時08分 | カテゴリー: 活動報告

 海老名市綾瀬市座間市3市でつくる高座清掃施設組合の、4年後2019年稼働の新焼却炉の設計、建設、20年間の運営・維持を行う事業者がついに選定されました。入札参加者は三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社、荏原環境プラント株式会社、新日鉄住金エンジニアリング株式会社の3社でした。公募の条件である焼却炉の機種について、燃焼式のストーカ炉と、流動床式ガス化溶融炉、シャフト式ガス化溶融炉の3つとしていましたが、三菱重工と荏原はストーカ炉、新日鉄住金はシャフト式ガス化溶融炉の提案であり、ストーカ炉の2社は焼却灰を専門溶融事業者に委託する形態です。

 3社の中から選考されたのはストーカ炉の三菱重工でした。  ガス化溶融炉は市民の分別資源化を推進させないことや、過去において事故が頻発したこともあり、一度事故となれば重金属が撒き散らされる危険性があることから、この3年ほど、ガス化溶融炉を選択しないよう、座間市議会や、3市の市民とともに高座清掃施設組合議会に働きかけてきました。こうしたことから、シャフト式ガス化溶融炉で最終処分場の灰を掘り起こして燃やすことを要望していた地元の働きかけがありながらも、ストーカ炉が選考されたことに胸をなでおろしました。

 昨年度の予算で、建設と20年間の運営費の限度額として、445億848万円を予定しましたが、落札金額は、289億円でした(荏原は356億9千万円、新日鉄住金は339億9989万5,376円・・新日鉄住金の運営・維持費は驚くことに3社で最も低く102億4389万5,376円)。新年度予算では17億低い限度額設定がなされてましたが、契約後、再設定となり、6月議会に再提案となるとのことです。三菱重工の評価が特に高かったのは、プラント設備に大規模改修を要さない点と、最も高い発電効率と最も多い売電電力量でした。

 DBO方式(設計・建設・維持管理運営を民間事業者に一括発注する公設民営方式の一つ、民間が行う資金調達に比べ資金調達コストが低いためトータルコストが縮減できる、また長期間の維持管理運営のため維持管理運営費の提言・標準化が図れるといわれている)だと7億円縮減できるとの試算により、市の事業にはない、この方式をとることとなりました。これまでの職員による管理運営がどのようになっていくのか、注視していきたいと思います。