基地に関する要望書協議ー合意ならずも政府方針を強硬する座間市議会-

2015年7月16日 16時02分 | カテゴリー: 活動報告

 16日の神奈川新聞には、安保法案に対する県内首長アンケート結果が載っており、座間市長は安保法案に県内19市で唯一賛成としています。そうした姿勢が市議会にも大きく影響し、6月議会での安保法案に関する意見書の採決においても、廃案、撤回、慎重審議のいずれの意見書も否決されました。そうした中、防衛省に提出する「基地に関する要望書」づくりにおいても、市長派の保守会派の主張が強硬に行われました。防衛省宛ではないからということで、私たち神奈川ネットワーク運動と共産党が提案した、炭素菌問題の真相究明についての項目は簡単に削除された一方、保守最大会派は、“空母艦載機等の厚木飛行場から岩国飛行場への移駐の実現、恒常的訓練施設の選定(馬毛島が候補地と伝えられているが選定されていないと)”について提案し、政府が決めたことであり、移駐に反対なのかと神奈川ネットワーク運動、共産党に迫りました。公明党、民主党の委員長も異論なく、要望書に追加することとなりました。

 神奈川ネットワーク運動では、厚木基地からの移駐はもちろん望むものの、その解決策として岩国市に行けばよいとは考えていません。ベストではない解決策を市民の代表である市議会としてわざわざ要望することには納得がいかず、情報提供にとどめる要望内容を望みました。「移駐後の厚木基地の運用についての情報提供」との併記とはなりましたが、趣旨としては私たちには不本意な「移駐の実現」という文章となりました。全会派が合意しない事項は入れられないという判断にはならなかったことが大きな問題と考えます。