福祉は地域づくりそのものー「このまちでみんなと生きていく」コミュニティソーシャルワーク・ファーラムに参加して―

2015年12月13日 22時39分 | カテゴリー: 活動報告

  12月13日、豊島区、豊島区民社協主催の「このまちでみんなと生きていく」-コミュニティソーシャルワーク・フォーラム、第2日目、第2部第1分科会に参加しました。第1分科会のテーマは「コミュニティソーシャルワークによる支え合いのしくみづくり」、パネラーが豊中市社協事務参事・地域福祉課長の勝部麗子さん、なぐり広場(飯能市地域福祉推進組織)代表の松原恒也さん、香川県琴平町社協常務理事・事務局長の越智和子さん、コーディネーターに文京学院大学人間学部准教授の中島修さんでした。新聞記事やNHK番組でも取り上げれていた勝部さんの話は、最後のあいさつをした東北福祉大学大学院教授の大橋謙策さんの言葉とともに、目指したい地域づくりを言語化してくれたものでした。

 豊中市は小学校区ごとにボランティア登録した個人や民生委員で構成する200人からなる福祉委員会が「福祉なんでも相談」の窓口を持ち、コミュニティソーシャルワーカー(CSW)とともに、支え合う地域をつくっているとの記事をみていましたが、今回お話を聞き、それは、CSWに頼べば良いと、CSWが困難者に対応するだけの点と点で支援してはだめなのだということが胸に落ちました。CSWがスーパーマンだからまちが良くなるのではなくて、住民が相談窓口となって地域の問題を発見するから地域で解決しようと、地域でやることはやると地域力が上がること、困難者に共感する住民が増えていく、そして、点の支援から面の支援になっていくことが、排除しないまちにかえていく、豊中の20年の実践は目指したい地域の在り方でした。また、大橋さんの個別支援を通じて包摂した地域づくりをしていくとの言葉に、この間思いはあってもなかなか手をつけられなかった地域を変える働き掛けをどこから始めていくのか、動き出さなくてはと強く感じたフォーラムでした。豊中市の地域福祉計画を読み、手法を学びたいと思います。