子ども子育て支援新制度への移行対応の遅れに憤り!

2016年3月14日 02時23分 | カテゴリー: 活動報告

3月9日、神奈川ネットワーク運動座間市民ネットと子育て支援事業をしているワーカーズ・コレクティブ風の子のメンバーで、現在届け出保育園で、新制度の認可保育園に位置づけされている家庭的保育園に4月から移行となる「ひばり乳児園」を訪問しました。この園は2015年1月に、子ども好きなご主人と保育士の奥様のご夫婦が開園しました。2014年11月ごろから、かつてカラオケスナックだった建物を、たばこ・お酒のにおいを取り、内装に材料費だけでも300万円ほどの費用がかかって改修したとのことです。当初は利用者は少なく、もうやめようかと毎月考えていたということですが、今年2016年1月になって利用者が9人となり、ようやく収支がプラマイゼロとなったそうです。

開園準備を始めた2014年秋は、2015年からの子ども子育て支援新制度を前にして、事業計画案も形になってきたころです。その夏には他の一つの届け出保育園から小規模保育園への移行相談もありました。神奈川ネットワーク運動では、かねてから新制度の小規模保育の有効性をきちんととらえて計画だてをしていくことを働きかけてきました。しかし、昨年3月に策定した子育て支援事業計画には、0・1・2歳対象の6~19人までの小規模保育、同年齢で5人までの家庭的保育は計画立てされず、制度スタート前には、届け出保育園の移行施策も取られませんでした。このひばり乳児園開設にあたって、実績が必要との市の考え方はありますが、制度を積極的に取り組み家庭的保育園への移行を促す形をとれば、その改修費の補助を受けられたのではなかったのかとも考えます。市から新制度への移行の話があったのは、制度開始10カ月目に入った今年2016年の1月というのです。

小規模保育を積極的に進めている埼玉県さいたま市においては、人口規模は違いますが、200もある市認定のナーサリールーム・家庭的保育室・届け出保育すべてに声をかけアンケートをし、説明会を開き移行の準備を実施して公募しています。お隣相模原市もほぼ同様に取り組んでいます。座間市では、制度開始2年目のこの4月から19人規模の小規模保育所が1施設、5人以下の家庭的保育所が2施設が開園しますが、事業者をリードする市の対応が不足していたといえます。事業者が困難な状況にあったことは認識し、今後は制度改定等に積極的に取り組んでいってほしいと考えます。