自然エネルギーへパワーシフトしよう!-電力自由化学習会-

2016年4月3日 13時05分 | カテゴリー: 活動報告

4月2日、神奈川ネットワーク運動座間市民ネットでは、4月1日からの電力自由化にあたり電力自由化とはどういうことか?自然エネルギーを選ぶには・・等、パワーシフト・キャンペーン運営委員で、FoE Japanの吉田明子さんをお呼びして学習会を開催しました。タイムリーな企画であり、まちづくりレポートや市の広報を見ての参加者が数多くありました。

吉田さんによれば、参入する各社の電力構成の開示はほとんどなく、安さをアピールするもので、安さ競争は47基、2250万キロワット(原発20基分以上)もの石炭火力発電の新規建設計画申請になっているとのことでした。海外では、化石燃料である石炭からどんどん撤退している状況というのに、これは国の石炭電源構成目標26%を上回るものであり、国は今容認の方向にあるそうです。また、資源エネルギー庁の検討資料にある、2030年の非化石電源目標44%の中には原発が含まれているというのです!!

電力供給は会社任せの問題ではありません。ドイツでは再生可能エネルギーの46.6%は個人・協同組合・広域出資など市民や地域の力により発電されているそうです。市民・地域の力が中心となる再生エネルギーづくりが原発や石炭火力を使いたい電力会社の勢いを抑えているともいえます。現在市民の出資による太陽光や風力発電もおこなわれています。私たち市民はそうした事業への参加もしていきたいものです。

お話を聞き、食の安全と同じ国の姿勢が見えました。人の健康と生物多様性を含めた環境保全による持続可能な社会づくりには、安さではなく、ドイツ等先進国のように、費用はかかってもあるべき規範を国がもつ必要があると強く感じました。今回の電力自由化は、年間数1千円から10万円ほど支払っている、ひとり一人の市民が意思表示できる貴重な機会です。原発によらない電力を市民が希望していることを示そうと、多くの市民に働きかけていきたいと思います。