買い物難民の足は社会福祉法人の送迎バスの活用で

2017年1月21日 03時12分 | カテゴリー: 活動報告

IMG_00741月18日、神奈川ネットワーク運動公共交通プロジェクトにより、川崎市麻生区にある、社会福祉法人一廣会 金井原苑の特別養護老人ホーム(特養)を訪問しました。麻生区内には地域のサロンが設立されているが、多くは自力で通える人や家族に送ってもらえる人に限られていることから、高齢者の閉じこもりが課題となっていました。そのため無償で気軽に利用できる送迎手法を検討する中、地域から同法人に、朝夕の送迎以外は使われていない空き車両活用の依頼があり、同法人の苑長が事務局となって2008年から検討、スタートしたとのことです。これは現在、昨年改正となった社会福祉法において、社会福祉法人に新たに課された責務である、「地域における公共的な取り組みを実施する責務」を担うことにもなっているそうです。送迎を行うボランティアグループ「あさお運転ボランティアCAP(connect area and people)」は、今3つのサロンの送迎を担当し、2人の運転ボランティアと、問題が起きた場合対応する特養で待機する1人の3人体制でうまくまわっているとのこと、さらに、ボランティアの方の気づきにより、特養のお楽しみ外出の創出ともなっているそうです。

今後の課題として、事務局の苑長が他の社会福祉法人の特養にも働きかけ現在2か所も実施となっていますが、さらなる広がりの必要であること、また秦野市が総合事業の移動に取り組み、市として保険等の支援をしていますが、川崎市では市としての移動への支援がないことを挙げていました。

座間市では、介護関係者による地域包括ケア会議において、〝買い物難民”の課題が出ていることから、総合事業の住民参加のサービスづくりとして取り組んでいく方向にあります。現在1スーパーが車を出しているという社会資源はありますが、市内各地でこの足は必要であり、この川崎の取り組みを買い物バスとして活用していくことも可能ではと考えます。特養・デイサービス等を運営する社会福祉法人の協力と、送迎ボランティアの育成を市として行っていくことを働きかけていきたいと考えます。

また、地域のボランティアにより市内22か所で行われているサロンでの送迎の必要性についても調査していきたいと思います。市民に必要なサービスを市民とともに参加型でつくっていく必要があります。