町田市、生ごみバイオガス化施設建設へ!!

2017年6月26日 00時53分 | カテゴリー: 活動報告

6月24日、ごみ・環境ビジョン21主催の「第9回生ごみリサイクル交流集会in多摩2017」に参加しました。今回は、廃棄物・リサイクル対策部企画課リサイクル推進室の薄木航さんによる「食品ロス削減と食品リサイクル推進に向けた取り組みの最新事業」 町

国分寺労政会館 生ごみリサイクル集会

田市環境資源部資源循環課担当課長の田後眞人さんによる「住民と協働で進める町田市の新たな施設整備」 江東区・生ごみお宝倶楽部代表伊藤ゆり子さんによる「市民と行政が連携して生ごみ減量大作戦!」 クリーンむさしのを推進する会代表志賀和男さん 今木仁恵さんによる「武蔵野市における生ごみ堆肥化とその活用事例報告」です。

 

なかでも町田市の生ごみのバイオガス化施設の建設が決定したとのことには驚きとともに、期待感でいっぱいになりました。人口42.6万人の町田市、日量476t焼却(150t炉×2基、176t炉×1基)の焼却炉が老朽化する中で、2006~2008年市民協働の「ごみゼロ市民会議」、2009~2011年「廃棄物等減量審議会」で検討し、2011~2013年「資源循環型施設整備基本計画検討委員会」で計画策定と、長い時間をかけ、多くの市民とともに検討してきています。その経過をホームページなどで見てきましたが、まさか本当に実現していくとは想像していませんでした。なんと40%削減の日量258t(129t炉×2基)とバイオガス化施設日量50t、33%削減の日量40tの不燃・粗大ごみ処理施設の計画ができています。バイオガス施設は乾式高温(55℃)方式で、嫌気性の微生物でメタン発酵するもので、テッシュなどの紙ごみも分解できるとのこと、機械は破砕分別が95%回収率のものとのことで、生ごみだけの分別回収はせず、紙ごみも入れてのステーション方式の回収とのことです。機械上や地域での実験も重ねて来ています。これまで、都市部での生ごみのバイオマス等の資源化はほとんど例がありませんでしたが、ここで、京都市や鹿児島で実践例が出てきているとのことです。

しかし、計画策定には議会の反対があったとのことです。50t規模のバイオ学施設には25億円かかり、全量焼却のほうがコストがかからないとの判断からです。しかし、燃やせばよいのではない!燃やさないのが基本であるとの方針、また、災害時にエネルギー源となり、焼却炉の熱源等になることから、その優位性の理解を得たとのことです。また、市民の反対もあるなかで、市民との合意形成に、2011~2013年度112回1944人、2014年度39回473人、2015年度41回674人の説明会を開催し、周辺住民とは2013年から13回の連絡会を開催してきているそうで、確固たる推進力と市民への説明の努力を知りました。

また、今回はこちらでは不燃物の埋め立て残渣が残っていますが、多摩地域では不燃物は100%資源化をしていることも知りました。情報を集めていきたいと思います。