社会福祉法人生活クラブ千葉が連携する生活困窮者自立支援を展開!

2017年9月12日 15時33分 | カテゴリー: 活動報告

9月2日生活クラブ千葉グループによる「縦割りに横串を」と題した生活困窮者自立支援シンポジウムに参加しました。グループは9団体ありそのうち4団体が生活困窮者自立支援に取り組んでいるとのことでした。最初に、厚労省社会・援護局地域福祉課生活困窮者自立支援室室長補佐の渡邊由美子さんによる「生活困窮者自立支援のあり方等に関する論点整理のための報告会」報告及び「地域共生社会」について基調講演がありました。任意事業実施はまだ半分にもいかない、これからである、厚労省では就労準備支援事業と家計相談事業は必須化と考えている、広域対応、県の役割が要請されている、相談につながりにくい若年層の問題があるなど指摘されました。そのあと、生活クラブ千葉グループでの生活困窮者自立支援事業の取り組みとして、社会福祉法人生活クラブ企画課長 川上葉子さん(風の村ユニバーサル就労の生活困窮者支援担当でもある)から、千葉全体での取り組みの話がありました。そして、自立相談支援事業を行っている、船橋市の「保険と福祉の総合相談窓口」さーくるの赤堀久美子さん、家計相談支援事業を行っているNPO法人VAICコミュニティケア研究所の津田祐子さん、就労準備支援事業を行っているNPO法人ユニバーサル就労ネットワークちば事務局長の鈴木由美さん、生活クラブ生協のくらいと家計の相談室相談員の庄妙子さんのよるパネルデスカッションがありました。

驚いたのは、今年度生活クラブ千葉グループが、自立相談事業では佐倉市・浦安市・四街道市・船橋市等計9自治体の受託、就労準備支援事業では松戸市・佐倉市・千葉市・船橋市他計8自治体の受託、家計相談支援事業では佐倉市・印西市・千葉市・船橋市他計5自治体の受託していることでした。一法人の受託もあれば他法人との複数による共同事業体形態もあります。生活クラブが社会法人として現場の執行部隊となっており、神奈川とはだいぶ異なっていることを知りました。川上さんからは、共同事業体間でも、また他の支援事業とも連携がなされていること、面で支えることが効果が出るとのことでした。

中でも興味深かったのは、NPO法人ユニバーサル就労ネットワークちばの鈴木さんによる、千葉市・松戸市で展開する就労準備支援事業についてでした。当事者の状況は、疾患・障害・・生活困窮者83% 被保護者95%、手帳の有無・・生活困窮者50% 被保護者19%、孤立度・・生活困窮者 孤立化家族のみ61% 被保護者孤立カ家族と絶縁 家族のみと60% ということですが、就労準備支援の特徴として、短期就労支援・中間就労の企業開拓、企業説明会を実施(千葉市後援、松戸市共催)、被保護者との一体的支援により切れ目のない支援ができる・グループワークの効果が高まっているとのことでした。支援フローとして、短期就労を数回行いハローワークに移行とありました。就労準備支援事業の内容は色々であることをまた確認できました。