相談の掘り起こしができるしくみづくり

2017年9月25日 01時17分 | カテゴリー: 活動報告

市民フォーラム若者の未来づくりを応援する

9月24日公益財団法人かながわ生き活き市民基金による福祉たすけあい基金活用事業「市民フォーラム若者の未来づくりを応援する」に参加しました。NPO法人POPOLO事務局長 NPO法人フードバンクふじのくに事務局次長の鈴木和樹さんの講演と、一般社団法人神奈川県生活サポート 専務理事の石上恵子さん、企業組合ワーコレ・キャリー理事長の伊佐憲明さん、NPO法人ワーカーズ・コレクティブ協会専務理事の岡田百合子さん、NPO法人フェアスタートサポート代表の永岡鉄平さんの報告パネルディスカッションがありました。

鈴木和樹さんのお話には、支援を求めないで困っている方への支援手法として大きな学びでした。静岡県内でPOPOLOハウスという一時生活支援事業を展開し、家のない人への支援をしてきましたが、家があっても食べ物のない人への支援が必要だと、10を超える団体構成によるっフードバンクを設立。静岡県内35のすべての自治体と連携し、また地域包括センターやスクールソーシャルワーカーや学校、地方検察庁、民生委員、母子寡婦福祉会、ひここもり支援センター、外国人支援団体と連携し、どこからでも食べ物がもらえるルートをつくっていきました。また、フードドライブの回収ボックスの設置を市役所やスーパー(県内37店舗)、生協(17ヵ所)、公民館等にもひろげています。これにより、多くの人が困っている人がいることを知り、また困っている人にも食べ物がもらえるという情報が届くようになるということでした。また、県内の島田市では、保育園・幼稚園・学校のすべての子ども1000世帯に、「あなたの子育て応援しますーしまだ夏休みこども食糧支援事業―」という食料配布のチラシを渡し、74世帯から申請があったとのことです。74世帯の1/3は相談に行ったことがなかったとのこと、上手な仕掛けで相談できずに困っている人とつながることを実現しています。

生活に困っている人は、多重債務、うつ、依存症、住宅や食事、孤立、就労等複合的な課題を抱えています。鈴木さんの活動から、食糧支援を契機に相談につながるしくみをつくっていくことを学びました。また、相談窓口につながるには、地域での友人や民生委員やNPOなどの紹介者が必要であることも認識しました。