食べる子ども側に立った食材選定を!

2017年10月23日 09時56分 | カテゴリー: 活動報告

10月16日、中学校給食の委託調理業者である、株式会社山路フードシステム(大和市中央林間西)を視察しました。7月の中学校給食フォーラムの際に参加者から試食会希望が出されましたが、市民は食べられない(私も2年前に食べたということで断られました)ということでかなわず、今回の視察となりました。私は2年ぶり2回目の訪問となりましたが、新しい気づきもありました。

座間市の中学校給食は2015年9月から栗原中・東中2校で試行してきましたが、この8月末から全6校で実施となりました。この事業者は、座間市の委託調理工場の大和市中央林間西、海老名本郷、相模原市大野台の3工場を持ち、企業向けの産業給食(病院や学校職員も含む)を13000食、海老名市(全6校700~800食)・相模原市(11校2600食)・藤沢市(10校1500~1600食)・座間市(全6校800食)のランチボックス型の中学校給食を6500食を作っています。この8月末から座間市中学校全6校の委託を受け、幼稚園給食3000食を取りやめたとのことでした。座間市は自校式調理をしている小学校給食の米飯をこの山路フードに委託していますが、中学校の米飯も同じく相模原工場で炊飯し大和工場に運んで、大和工場で作ったおかずとともに中学校に届けています。

「産業給食の野菜は外国産なので、中学校給食は国産が食べられてよい」「大磯町中学校給食の異物混入の報道があったが、カット野菜だとカット野菜業者と調理の自社との2回のチェックとなり、異物が少なくなる」との営業部長の話がありました。調理業者の立場ではそうした視点になるものと理解しましたが、調理しているのは学校給食です。学校給食は、予防原則に立つべきであり、国の第1次~第3次食育基本計画では、この間一貫として学校給食における地場産物使用割合を上げることを求めてきたように、生きた教材でもある学校給食食材の質は軽んじることはできないものです。

昨年度申し込み率は26%、6校となった今年度8月・9月も25.7%24.5%でしたが、10月からの申し込み状況は増加しているとのこと、公費が入っている学校給食なので利用がより増え、大勢の保護者や生徒の声で食材の質の向上がはかれるよう働きかけていきたいと思います。