地域の居場所づくりは人づくりから

2017年11月1日 23時03分 | カテゴリー: 活動報告

11月1日、県央さがみ活動連携協議会(さがみ生活クラブ生協、神奈川ワーカーズ・コレクティブ連合会、神奈川ネットワーク運動・県央ブロック)のフィールドワークで、居場所をテーマに、世田谷区の一般財団法人世田谷トラストまちづくりの「地域共生のいえづくり支援事業」の一つ、″岡さんのいえTOMO”を訪問しました。世田谷トラストまちづくりは、2005年に世田谷のみどりや家並み等の資産を次世代に継承するよう、区民主体による良好な環境の形成及び参加・連携・協働のまちづくりを推進し支援するために設立されました。「地域共生のいえづくり支援事業」はオーナーが自らの家・建物を地域のまちづくり活動を支える場に役立てるもので、現在区内に21ヵ所運営されています。「岡さんのいえ」は昭和の家、外務省勤務で自宅で子どもたちに英語やピアノを教えていた岡ちとせさんと諌山イ子さんが住んでいた一軒家です。岡さんは現在オーナーの小池さん(女性)の大叔母にあたります。小池さん、男性の中島さん、小塚さんからお話を聞きました。区から、運営費や固定資産税等の助成はなく、開始して5年は自費を拠出していたが、現在は1時間1000円の場所貸し(毎週(水)夜の中・高生の居場所「たからばこ」、毎週(土)そろばん、月1回書道・ハワイ講座)と、区からの受託事業(社協受託による毎週(木)困窮世帯の学習支援、施設月1回の食事会)で、水道光熱費と固定資産税は何とか賄えているそうです。独自事業は、水曜日の「開いてるデー」「だがしや」、日曜日の週ごと(囲碁・鉄道・水彩・手芸)のサンデークラブです。スタッフは14~15人、半分が実働、半分は努めながらや子育て中のお母さんが編集等に参加しているとのことですが、トラストまちづくり大学(コミュニティをどう運営していくか、まちの人とどうつながっていくかをねらいとした週1回1年間の講座だったとのこと)の卒業生5人が関わっているとのことでした。地域づくりは担い手が必要です。世田谷区は、その人づくりを外だしし市民も参加する財団が担ってきています。

地域のつながりをつくる市民力、より多様化したニーズに対応したサービスの必要性、少子高齢化の進む財政状況からも、行政機能を公益性の高い市民事業(活動)が担っています。しかし、福祉や環境さまざまな分野で多くの市民活動団体は高齢化し、共働きが増える中、担い手探し、人材育成が大きな課題です。市民主体の参加・連携・協働のまちづくりには人材育成を働きかけるところが必要です。座間では市民活動サポートセンターがその機能を発揮していくべきと考えます。