野良猫対策には地域猫活動の周知を!

2018年6月25日 15時28分 | カテゴリー: 活動報告

神奈川ネットワーク運動・座間市民ネットには、10年も前から各地域から、飼い主のいない猫が増える問題や糞尿の問題などの声が寄せられてきました。この間、不妊手術助成の頭数拡大を提案してきたところですが、昨年、糞尿を契機にけがをした人、糞尿の迷惑を被っている人とからの相談があり、昨年7月に、そうした方々や、自己負担をしながらたくさんの飼い主のいない猫の不妊手術を行ってきた方、地域で外猫を飼育している方など様々な立場の市民の方の参加を得て、野良猫談義を行いました。その後、解決に向け、先進自治体の例も学びながら、集まりを続けていく中で、実行委員会が立ち上がり、3月25日に、『みんな生きている~飼い主のいない猫と暮らして~』の映画上映と、横浜市職員時代に「地域猫」を発案した、(財団法人)神奈川県動物愛護協会常務理事の黒沢泰(やすし)氏の講演を開催しました。

座間市の「猫避妊及び去勢手術費助成金事業」は近隣市でも早い取り組みであり、1世帯4件までと件数の増加もされてきました。しかし、この活動から課題が見えてきました。一つは飼い主がいない猫だけでなく飼い猫も同様の助成金額であり、団体助成はなく個人のみに助成していることです。飼い主のいない猫に助成の柱に置くべきであり、地域猫活動に取り組むグループへの支援も必要です。課題の二つ目は、飼い主のいない猫の解決には、行政・地域・ボランティア 3者の協働、特にまちづくりとして取り組む行政の理解や参加が不可決ですが、そうした姿勢がないということです。

6月議会では、これらの活動から見えた課題について一般質問をしました。綾瀬市が今年度から飼い猫よりも高い助成金額で飼い主のいない猫の助成をはじめ、団体助成も組み入れたことを事例に、飼い主のいない猫への対策を重視した施策の必要性を問いました。しかし、飼い猫への助成は必要、綾瀬市のように公益財団法人どうぶつ基金の行政枠を検討しているので、助成額は増やせるのではないかだけでした。
年間15~20件苦情があるとのことです。飼い主のいない猫の問題は周辺の方々で対応していかないと解決していかないのを見てきました。 地域の理解と協力とを得て、えさやりや糞尿の管理、また不妊去勢手術をして、現在生きている飼い主のいない猫を管理していく、という地域猫の活動が有効です。地域猫活動の実施には、市はまちづくりの問題として参加することや、この活動の必要性を市民に周知をしていく役割が求められます。市の取り組み姿勢について、また地域猫活動をする団体育成についても問いましたが、猫の飼い方のマナーについての指導や、野良猫が来ないような設置物・噴霧物等の情報提供を行うとのことのみでした。
この間の活動において、地域猫活動を行うグループとも接点を持てたので、市の理解と参画を働きかけていきたいと思います。