身近な子育て支援センターを多機能に!

2018年9月10日 01時39分 | カテゴリー: 活動報告

9月4日、新しい生き方・働き方研究会による学習会「子どもの育ちを社会全体で支える」、第1部「なぜソーシャルワークが必要かー保育・子育て施策に求められるもの―」講師:日本福祉大学子ども発達学部教授 渡辺顕一郎さん、第2部「多機能型地域子育て支援拠点の可能性を考える~地域子育て支援拠点の質的向上と発展に資する実践と多機能化に関する調査研究をもとに〜」講師:NPO法人子育て広場全国連絡協議会理事長・NPO法人びーのびーの 奥山千鶴子さん に参加しました。

渡辺さん奥村さん双方からは、ソーシャルワークはケアマネジメントをした後の見守り、モニタリングが必要とのことでした。和光市では、市内に3か所とサブ2か所の子育て世代包括支援センターを設置し、配置されている子育て支援ケアマネジャーが課題のある子育て世帯に子育て支援メニューをコーディネートし、モニタリングもしています。座間市では、困難さのある世帯の相談に、市担当(保育コンシェルジュ・母子父子自立支援員それぞれに所管ののサービスを案内)はサービスの案内はしてもケアマネジメントまでとはならず、モニタリングもしていません。トータルに適切な子育て支援サービスをアドバイスして、見守っていく体制が必要と考えます。

また、渡辺さんからは、児童相談所の虐待対応の67%が助言であることから、国は子育て世帯包括支援センターと同時に、より要支援が必要な家庭への市区町村子ども家庭総合支援拠点も設置も提案しているが、まだ進んでいないという状況を聞きました。

奥村さんからは、多機能型拠点の有効性について、地域子育て支援拠点の質的向上と発展に資する実践と多機能化に関する調査研究をもとに、ワクワクする広がりを感じるお話を聞きました。奥山さんの活動する、びーのびーのが運営する子育て支援拠点では、既に多機能型を実践しています。居場所事業の他に、ファミリーサポート事業の事務局を担っているためサービスに繋ぐことができ、利用者支援事業も行っているので、子育て支援サービスを含めて様々な相談窓口になります。さらには、拠点でのファミリーサポートの一時預かり保育を実施し、ファミリーサポートの利用しやすさにつながっているとのことでした。

座間市では、子育て支援センターが中学校区に一つにはなりませんが3か所運営されています。保育コンシェルジュは2016年から市役所の保育課に常駐で、外の子育て関連施設には全く出向かない形で配置されていますが、この8月からは、市役所2階に子育て世代包括支援センターが設置されました。センターには基本型の機能の子育てパートナーと母子保健型コーディネーターが配置されています。

前出した和光市の子育て世代包括支援センターは、子育て支援センターだったところを機能を変えて包括支援センターとして開設し、サブセンターを含め5か所で土曜日もオープンしています。イベントあり、サークル等への部屋の貸し出しもあります。座間市でも、より身近な子育て支援センターに様々な機能が増やすことが子育て世帯には有益ではないかを考えます。来年完成する小田急相模原駅再開発ビルに移転する第二子育て支援センターには、基本型の利用者支援事業を実施する予定ですが、各子育て支援センターに、居場所機能の他に、基本の相談機能は子育て支援センターにあることから、保育コンシェルジュによる子育てサービスや母子保健型支援員の出張型相談を行い、一時預かりも実施することが有効でないかと提案してきました。当事者の子育て中の方の声を集めていきたいと思います。