在宅で暮らし続けるために生活を支えるサービスへの評価を!

2018年11月11日 17時45分 | カテゴリー: 活動報告

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  11月8日衆議院第2議員会館にて、介護の日フォーラム実行委員会による「介護保険サービス、必要な時に必要な人へ!」と題しての院内集会に参加しました。介護報酬、総合事業の実態調査、訪問介護の生活援助、小規模デイサービスの送迎時の加算、居宅介護支援管理者の要件、ケアマネジメントの有料化、高齢の障がい者の住まいの確保、7項目にわたる要望についての質問に対して、老健局、財務局の職員が回答、介護現場の東京のACTのワーカ-ズと神奈川のワーカーズ、参加者が要望の根拠となる現状を訴えました。

 このなかでも基本となる要望として、介護報酬はこのところ行われている処遇改善の加算方式ではなく、基本報酬を引き上げることが必要と訴えました。基本報酬が下がり続けているのでは、事業所の運営は厳しく、介護の担い手は増えません。また、生活支援の訪問介護の報酬を下げ、利用回数制限もつけた今回の改正について、生活援助が利用者の生活を支えているのであり、身体介護とは切り離せない、生活援助の評価が低いことは問題と強く訴えました。

 総合事業について老健局の職員から介護保険の持続可能性の観点から展開しているとの話があり、訪問、通所も多様なサービスを行う事業所は昨年度1万を超えたが、担い手は6~7割が介護事業所という資料を提示し説明しました。多様なサービスのうちの大半が基準を緩和したサービスと言えますが、その報酬は多くが予防給付(従前相当)よりも1~3割は低いため、経営上多様なサービスを実施する事業所は増えるとは考えられません。資格のない方を雇用できるところが多くない中では資格者が低い報酬で行かざるを得ないことも発生します。総合事業の持続可能性は大変低いものといえます。

 また、小規模デイの送迎時の加算については2006年から基本報酬の中に組み入れられるようになったので、送迎がないと減算となってしまします。しかし、小規模のデイサービスの送迎では、乗り込み前に着替えや身支度、服薬、ごみ出し、靴を履かせて戸締り、帰り自宅に到着後はパジャマに着替えの解除や夕食の温め、服薬の用意等、ときめの細かい支援を行っています。また、小規模デイサービスは少ない人数だからこそ、利用者一人一人の必要な支援に気が付きます。利用者が独居や高齢夫婦二人暮らしで訪問介護のサービスが増やせない家庭だと、デイサービスの入浴時に脱いだ衣服の洗濯までするなど、利用者のニーズを的確にとらえ通常のデイサービスのサービスの中で生活を支えています。このようなことから、小規模デイサービスへの評価を高める必要があることを訴えました。

この間のサービス削減による利用ができない介護保険への制度改定に対して、職員は終始介護保険制度の持続可能性の必要性からと説明していましたが、ケアマネジメントの有料化については賛成反対両論があることから慎重に検討していくとのことでした。
今後も多くの担い手と連帯して現場の怒りをぶつけていくことが重要と認識しました。