子育て支援センター条例修正案通らず

2018年12月22日 10時22分 | カテゴリー: 活動報告

 来年4月から、相模が丘5丁目にある第2子育て支援センターが小田急相模原駅再開発のビルに市所有施設として移転することから、これまで要綱で定めていたものを新たに条例化するとのことで、この12月議会に条例提案が出されました。これに対し、私は提案者として条例修正案を提出しました。

  その内容は、第3条の事業内容に、1項目「地域の子育て拠点として地域における子育て支援活動の展開を図る取り組みの実施」を加えるものです。その理由は、近年子どもへの虐待が社会問題になっており、この要因として、子育ての孤立化が言われています。これを防いでいくには、地域で子育てを支える体制をつくっていくことが必要だからです。
 地域での子育支援の体制づくりには、子育て支援に関わる方と地域のネットワークをつくっていくことや、子育てを応援する人材の育成機能が重要です。具体的には、まずは、地域での関係する活動グループや市民による連絡会を持っていくことや、センターでの子育てグループの企画を入れることなど地域の子育て支援活動とつながっていくこと、また、地域での支え手をつくっていく一つとして、子育て支援センター企画への市民の支援参加や、横浜市のように、利用者支援の担い手としての参画を行うことなど、をすすめていくことも考えられます。

  こども未来財団のよる『地域子育て拠点事業における活動の資料「ガイドライン」』にも、‟支援者の役割として、他の専門職との連携やネットワークづくり、 ボランティアとの交流など、積極的に地域交流の可能性を拡大するようにも努めること”とあります。また、横浜市の2013年の報告書では、地域全体での子育てをすすめるために地域子育て拠点の「子育て支援人材育成機能」を十分発揮していく必要があるとしています。
 横浜市の子育て支援拠点事業実施要綱には事業内容として、・子育てに関する支援活動を行う者同士の連携に関すること、・子育てに関する支援活動を行う者の育成、支援に関すること、との表現の2項目があります。今回総括質疑や一般質問でも提案し、地域での子育て支援の重要性は認識しているとの答弁もあったこともあり、この2つの項目をまとめた表現として、この「地域の子育て拠点として地域における子育て支援活動の展開を図る取り組みの実施」を加える修正案を提案しました。

 議会最終日12月21日、私の修正案の提案説明の後、他議員から、事業内容の最後の項目「その他市長が認める事業」で可能との市の答弁があり、じっくり検討してからの条例改正でよいのではないか、なぜこの時期の提案か?との質疑がありました。しかし、今後条例改正の提案がされるか定かではありません。要綱として定めていたものを、この12月議会に、議決が必要な条例として提案されたことは大きな転換点です。この新たな条例化を機に、現在3か所で行っている事業の目的機能を明確にする必要があることから、提案したわけです。

採決では保守4会派が反対し、否決となってしまいましたが、地域での子育てを進める具体的提案をしていきます。