新焼却炉は9日分貯められるごみピット、しかし抜本解決できません!

2018年12月27日 13時13分 | カテゴリー: 活動報告

 現在海老名市綾瀬市座間市3市で構成する高座清掃施設組合の清掃施設が老朽化したことから、引き続き同敷地で新施設を建設しました。122.5トン×2炉=245t のストーカ炉です。公設民営のDBO方式をとり、設計・建設と20年の運営・維持管理を三菱・フジタ特定建設工事共同企業体に一括発注しています。10月に完成し、試運転が始まっています。

 

12月26日の3市の議員の視察に参加しました。昨年の3市の搬入量は74477.13トンでしたが、新焼却炉の処理量は、2013年に策定した新焼却炉の施設整備基本計画にあるように、災害ごみを加えて65,776tとしています。これは、前回2013年度改定も今回2018年度改定でも3市の一般廃棄物処理基本計画において、3年後の2021年度の焼却量目標値を30%削減をもとに約62,000tとしていることによります。

9日分貯められるピット、11,000㎥ 深さ30m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  かつて、高座清掃施設組合議員であった、新焼却炉の施設整備基本計画策定後の2014年10月高座臨時議会において、前年度の搬入量と新焼却炉の施設整備基本計画数値との差異をどう解決していくのか、問いました。これに対し、事務局長は減量に努めてもらうが、ごみを貯めておく既存施設のピットは3日もたない状況だが、新施設は1週間以上置いておけるような大きいものを設置したいと考えているので、平準化してごみの処理をやっていきたいとのことでした。
今回の視察で、ごみピットの規模が4倍にもなり、9日分貯められる深いものになったのを目の当たりにしました。しかし、抜本的な解決策にはなりません。夏場はにおいや虫発生などの問題も生じかねません。焼却日数が増えることは炉を傷めます。市民・事業者のさらなる減量・資源化を進めていく必要があります。

事業系が増加し続けていることから、ずっと据え置かれている事業系処理の手数料を25円/kg を見直すことが必要です。12月議会で市は事業系ごみの減量の必要性を強く認めています。組合の構成市として強く提案していくべきです。

このストーカ炉は逆走式です。右からごみが坂を降りてくるのに対して、左から坂を登り火が上がることで、燃焼効率が良いとのこと。この方式は初めて聞きました。