組織改編後のキャンプ座間を視察ー旧CRF庁舎は日米一体化ー

 2月1日、座間市基地返還促進等市民連絡協議会によるキャンプ座間の視察に参加しました。2018年3月末に陸上自衛隊が組織改編し、2007年に発足してキャンプ座間に2013年3月移駐してきたCRF(ゲリラや特殊部隊に対し派遣される先遣隊)が廃止となり、陸上総隊になりました。そして、キャンプ座間には陸上総隊の日米共同部(20人プラス付隊20人)が置かれ、御殿場の駒門駐屯地から100人余の第364施設中隊が移駐してきました。約300人のCFRの隊員が朝霞に移ることになり、CFR移駐に際し新設した隊舎と庁舎、また座間市返還地に建設した家族宿舎260戸がどうなるのか、注目すべき問題でした。

左右の柱に2つずつの組織の看板設置

エレベーター前案内図

 今日の視察により、旧CRF庁舎には、当初から設置されている「第4施設群」と「陸上総隊司令部日米共同部」「米陸軍第1軍団(前方)司令部」「米海兵隊連絡室」の4つの組織が入っていることがわかりました。そして、第4施設群司令業務室の方の説明から、南キャンプのペンタゴンにある米陸軍第1軍団前方司令部のすべてが来ているのではなく、日米共同部とやり取りする機能のみが来ていること、また、米海兵隊連絡室が入っているのは、自衛隊が水陸機動団を設置し、九州、小島等の水陸機能を行う際、米軍海兵隊と連絡するためであり、配置は1人とのこともわかりました。指令業務室の説明パワーポイントには、座間駐屯地のスローガンとして、〝地域とともに!米軍とともに!”とありました。組織の設置状況も自衛隊員の意識も、まさに日米一体なのを知りました。

CRFが来る前の分屯地ではキャンプ座間の0.9%だった自衛隊の専有面積が、駐屯地となってからは2.6%も占めるとの説明がありました。この間5.4ヘクタールの返還が進みましたが、日米一体化が進む基地機能を知ると基地の強化を感じずにはいられません。今回の視察内容を多くの市民と共有していきたいと思います。