コミュニティスクールの検討が始まります!

2019年3月18日 14時51分 | カテゴリー: 活動報告

 教育委員会の新年度予算に、「コミュニティスクール検討委員会委員報償品60,000円」が計上されていることから、3月14日の所属の民生教育分科会で尋ねたところ、学校運営協議会(=コミュニティスクール制度)設置にむけて、学校・PTA・地域の代表が入る検討会を開くとのことでした。すでに導入されている「学校評議員」制度は‟意見を述べることができる”にとどまるものです。

  コミュニティスクール制度は2004年に創設され、保護者や地域の市民が学校運営に参画する制度です。当時、地域の核となる学校運営に市民が参画し、地域づくりに展開できるのではと大いに憧れを持ちました。東京の三鷹市等先進的に取り組む状況を聞き、座間市での実施を期待しましたがその動きはなく、また神奈川県内実施が大変少なく残念に思ってきました。しかし、近年取り組み自治体が増えてきているのです! 県内でも横浜市は、2005年1校設置してから、順次増やし昨年10月で184校とのことですが、川崎市が10(2018年度)、厚木市は2017年から取り組み、昨年で全36校に設置、開成町が全3校、小田原市が1校(2018年度)、海老名市でも2016年度からモデル校を設置し、全校に実施していくとのことです。

  2017年7月に、所属の民生教育常任委員会で福岡県福津市のコミュニティスクールの状況をお聞きしました。福津市は2007年からモデル実施し、現在では全小・中学校で実施していますが、取り組みのきっかけは当時の市長の‟子どもを地域で育てたい”からでした。‟子どものことで集まれば大人もつながれる”と、地域の絆づくり、学校が地域の学びの場となることをめざし、また地域に参画する大人になってほしいと、学校は地域の課題から学ぶカリキュラム・教材の開発へと、計画されていました。その中で、中学生が地域防災の担い手になったり松林や河川の保全活動などを行っています。そして、学校・家庭・地域の熟議と共働により保護者・地域の人とのトークフォークダンス等様々な事業が生まれ、また地域による赤ペン先生や中学生と制服リユースネーム取りなど参加協力メニューも行われているとのことでした。

 

新年度のコミュニティスクール設置の検討において、単なるボランティア形成にとどまらず、地域で子どもを育てるという共通認識を高めながら、学校を核とした地域づくりとしての保護者や地域の市民の参画をはかるしくみとして、検討していってほしいと考えます。