公共施設再生計画において公園的空間の確保を!

 私の住んでいる地域でも、25年以上にわたって提供されてきた1000㎡以上の広さのある多目的広場が、地主へ返還となり広場がなくなりました。500世帯ほどの地域で、75㎡と145㎡の2か所の小さな子ども広場だけになり、小さな空間で毎日多くの子どもが遊ぶようになりました。

 座間市の一人当たりの公園面積は、5/1の人口、130,263人で、都市公園42に谷戸山公園30万5,500㎡を足しての面積で算出すると、4.95㎡/ 人です。全国での一人当たりが10.50㎡、県での一人当たりが5.48㎡とのことから、座間市は県内でも少ないほうであり、2013年(H25)3月緑の基本計画改定では、2022年(H34)の目標を5.3㎡としています。
地域での日常的な公園的空間を考える時、実質、県立谷戸山公園は除いて、42の500㎡以上となる市の公園と、不安定要素はありますが、地主さん提供の1000㎡以上の多目的広場と、1000㎡未満の子ども広場の立地状況をあわせて、捉えているかと思います。
これらの総面積では、一人当たり、3.1㎡となります。

 500㎡以上の街区公園、座間公園、富士山公園のような20,000㎡以上の近隣公園、40,000㎡以上の地区公園であるかにが沢公園といった市の都市公園に、子ども広場、多目的広場も加えてみると、公園的空間には地域によってばらつきがあります。
町名ごとで見てみると、0.5㎡未満の地域は、入谷1・5丁目、立野台1丁目、南栗原1丁目、栗原中央1・3・4丁目、さがみ野1・3丁目、西栗原2丁目、東原1・2・3丁目、ひばりが丘1・2丁目、緑ヶ丘3・6丁目、相武台2・3丁目、相模が丘1・2・5丁目など、23地区に、大きな道路や谷地で分割している地域として2地域(四ツ谷東、入谷東4の西地域)を加え、4割を占めます。
一方で、公園は、地域の憩いの場として、災害時の避難場所等としても不可欠な場所ですが、日常的には子どもの遊び場として使用されています。市内、地域によって、子ども人口、子どもの人数割合の高い低いの差が乗じています。
前述の公園的面積の少ない25地域のうち、0~14歳人口の比率とした子ども率が、市平均の11.81%よりも高い13%以上の地域は、入谷5丁目、立野台1丁目、南栗原1丁目、栗原中央1・4丁目、西栗原2丁目、東原1・2丁目、緑ヶ丘6丁目、相武台2・3丁目、の12地区に2つの地域(四ツ谷東・入谷東4の西地域)、があり、こうした地域でさらなる公園的空間の必要性を感じます。

座間市は、人口密度の高いまちです。新たな公園的空間を設けていくのはむずかしいことです。現状でも少ない公園面積のうえ、地主さん次第の広場の維持の不安定さもあり、残る土地で公園的空間の場を捻出しなくてはなりません。その際、現在建物跡地として更地等のままになっている等の市有地の活用や、これから公共施設の複合化等で敷地の使い方の中で、地域の必要な公園的空間のスペースを子ども率を加味して設けていくことが必要ではないか、と考えます。

6月議会において、今年度策定となる公共施設再整備計画に公園的空間を入れ込めないか、提案しました。再整備計画には現状の施設の配置にとどまり、余ったところでの検討になるとのことでした。再整備計画案は今月末から4ヶ所での市民意見交換会が予定されています。注視していきます。