目に配慮が必要な子どもの教科書作りを30年!

 

  昨日9月16日、市主催による福祉大会と、社協主催の福祉まつりが開催されました。ハーモニーホール小ホールでは座間市障害者団体連合会による障がい者体験やオリエンテーリングが行われました。

 そのなかで、「拡大写本つばさ」の活動をお聞きし、感銘を受けました。実際30年ほど前に、弱視のため通常の教科書では読むが難しい入谷小に入学するお子さんがいて、適切な教科書があれば特別支援学校に行かなくても、普通学校で地域のお友達と一緒に学ぶことができるという状況がありました。そこで、その保護者や共鳴する女性たちが、当時弱視等の子どものための教科書がなかったことから、その子どもの見やすい色などにも考慮して,教科書1ページ1ページをA3の大きさの用紙に拡大してすべてボランティアで作っていったとのことです。教科書は分量があることから、少しずつ間に合うように進めていったともありました。学校側も、テストの際の用紙の拡大や時間延長などの対応が取られていたとのことです。

 現在は、紙代等の物品経費は補助があり、教科書はデータ化され、パソコンでの作成ができるようになっているとのこと、また、教科書会社も3種類ほどの視覚障害の子どもたちへの教科書も作っているとのことです。そのため、先生も対象者にこの教科書会社作成のものを提示するようだが、一人ひとり状況は違うので、「つばさ」ではその子どもにあったオーダーメイドの教科書をつくっているのでぜひ依頼してほしいとのことでした。

 現在市内には該当する児童生徒はいないと聞いており、秦野市の子どもの教科書を作成に行っているとのことでした。この活動が引き継がれて、普通学校で学ぶ目に配慮が必要な子どもへの対応があることを周知していくことを望みます。