「子どもの遊び場・居場所・子どもがと大人が出会う場所」をつくる

 

10月18日、神奈川ネットワーク運動主催による、子どもの権利条例を考える②「川崎市子ども夢パークと子どもの居場所」に参加しました。子どもの権利条約をもとに、川崎市が子どもを含め大勢の市民と2000年に策定した子どもの権利条例の第27条で、子どもの居場所の保障が必要だと設置されたのが「川崎市子どもの夢パーク」です。夢パークの運営を受託し、その中で、フリースペースえんを行っているNPO法人たまりばの代表、西野博之さんにお話をお聞きしました。

夢パークを作るころ、不登校が増える中にあり、川崎市の不登校児童生徒は1300人とのことです。当時の適用指導教室は3箇所、100人定員、とても足りない状況でした。そこで、公設のフリースクールをつくろうとアンケートやヒヤリングをしてフリースクールえんができたそうです。生涯学習課所管のえんは、学習権として、”どこでも誰でも学べる学校教育以外の場“としてつくられたのです。従って、えんへの出席は学校の登校出席になりました。現在えんには、30人定員のところ、小学生45人中学生34人高校生29人、18歳以上が43人在籍しているそうです。身体知的精神障がいのある子どももいます。一緒に昼食を作って食べます。

子どもは「助けて」と言葉にしずらい、だからsos をキャッチできる感度の良い大人が必要だと話されました。子どもには遊びが必要で、遊びが非認知能力を高める、それが生きていき力を高めると、活動に裏付けられた言葉でした。大人は遊び場、子どもの居場所を確保しなければなりません。

座間市では2016年で中学生の不登校出現率4.18%、2017年には4.68%、県の2016年データの県平均では3.68%なので、大変高い状況です。小学生も2017年には県の2016年データ0.61%と同数になりました。そんな中、市内にはフリースペースが1箇所週二回の開催で運営されていますが公的支援がありません。また、不登校児童生徒の学習支援が文化センター2箇所でボランテイアにより週1〜2回行われていますが、常設の居場所にはなっていません。

現在文部省が学校復帰を唱えていない中、学校にいけない状況になっても、市が設置している適用指導室つばさに行けない子どもも、安心して過ごせ学習権の保障がされる、子どもと大人が出会える場を設置して行く必要が高まっていると考えます。

全天候型スポーツ広場