グリホサート以上に危険な成分による農薬・遺伝子組み換え・ゲノム編集に立ち向おう!

  10月31日日本消費者連盟、遺伝子組み換え食品いらないキャンペーン共催よる「科学者とシェフが語る   遺伝子組み換え食品と農薬の危険性」に参加しました。講師は、フランスのカーン大学 分子生物学者のジル  エリック・セラリーニさんと、セラリーニさんと一緒に講演活動をしているシェフのジェローム・ドゥーズレさんです。

  セラリーニさんらのグループは2012年に除草剤ランドアップとランドアップに耐性を持つ遺伝子組み換えトウモロコシの長期動物実験の結果を発表し、市場に流通している作物や農薬の危険性を明らかにしました。その後、セラリーニさんは遺伝子組み換え作物の開発企業や農薬会社から様々な攻撃を受けながらも情報発信を続けています。ドゥーズレさんはセラリーニさんらの動物実験を支えた市民グループの主要メンバーです。

  講演をお聞きして、今や、農薬をつくっている多国籍企業モンサント(バイエルン社に買収)が遺伝子組み換え作物を開発し、ゲノム編集食品の開発も行っている中で、認識を新たにすることが2つありました。アメリカの多国籍企業モンサント社の除草剤ランドアップは、主要にはグリホサートが危険であると聞いてきましたが、教授によると、成分は100%グリホサートなのではなく、グリホサートは41%で、グリホサートでは枯れない、59%の石油の残渣と重金属の方がもっと毒性が高いというのです。この中にはヒ素も入っているが、この様々な配合物が明らかにされていないというのです。農薬の許可にはヨーロッパでも企業のデータのみで許可しているそうで、モンサントがデータとして公表しているのはグリホサートなのです。他社の除草剤も開示されずに同様の成分があるとのことでした。

 もう一つの驚きは、大規模栽培の遺伝子組み換え植物は100%、農薬相当の植物だということです。遺伝子組み換え植物は、その13%は自ら殺虫成分を生成、53%は除草剤耐性、34%は農薬を吸収し生成、でできているというのです。植物を改造するのは農薬をため込みやすくするためであり、それにより集約農業をすすめるのは生態系の汚染をすすめるものとなります。

しかし私たち市民は、カルタヘナ議定書により遺伝子組み換え作物を特定する義務付けと、不可逆的な予防原則を勝ち取ったことから、表示を要請することができること、また、消費者として不買することで明日をつくること、また、成分データの開示を求めていくことが必要とのことを知りました。

折しも、神奈川ネットワーク運動・座間市民ネットでは、ゲノム編集食品の環境影響評価と安全性審査と表示の義務を求める署名活動を行っています。10がつからもう流通開始となってしまった、安全性の確立していないゲノム編集食品について、市民の声を国へ届けていきたいと思います。