保育士と子どもの距離が近い、手厚い小規模保育

2016年1月18日 06時22分 | カテゴリー: 活動報告

空きテナントを活用した中山保育園

  1月13日、神奈川ネットのプロジェクトで横浜市の小規模保育園2ヶ所を視察しました。共に12人定員。一ヶ所は中山駅そばマンションテナントを利用したA型(保育者全員が保育士)の株式会社十色キッズ中山保育園。保育園経営は初めてという子育て中の若い男性が昨年4月立ち上げ、小規模が良いという保育士が集まり試行錯誤でやってきたというところです。0歳3名、1歳5名、2歳3名で1名欠員。小規模は保育士との距離が近いので落ち着いてやれていて、5月連休後も心配なく過ごせたとのこと。横浜市には連携施設に月に20万円ほど補助金が出るそうですが周知不足のため、課題は連携施設探しとのこと、幼稚園に5人枠があるが、保育園には難しいとのことでした。もう1つの課題は急に利用調整が入り、月の半ばに連絡が入り、月末移動となることで、子どもに良くないとのことや人員配置に支障が出るとのことでした。移動は年度末が望ましいのと認可保育園の3~5歳の定員構成を小規模考慮を考慮して設定してほしいとのことでした。幼稚園の整備率が高い神奈川県はとくに制度化しにくい側面があるようです。  

 小規模のもう1つは市が尾駅近くのリトルピッピ保育園。0歳2人、1歳5人、2歳5人、うち一人配慮の必要な子、他に二人その傾向のある子がいるとのことです。母体である30人定員のピッピ保育園で6人定員の一時預かりもしているため保育士は鍛えられるとのこと、その経験からスキルが上がるので配慮の必要な子どもが受け入れられるとのことでした。また保育士の調整が出来ない時、連携のピッピから応援もお願いできるのも安心とのこと。ピッピ保育園ではもう一つB型(横浜市は1/3は研修をした子育て経験者等でOK)の小規模保育園も運営しています。B型にしたのは、今回の新制度で1/2子育て経験者等で良いというこれまでの子育て支援ワーカーズの実績で獲得した小規模保育B型の制度がひろがるよう、保育士不足の中でもあり、子育て経験者の仕事参入の窓を維持したいとのことでした。

 座間市においては、子ども・子育て支援事業計画では計画されなかった、19人定員のA型小規模保育(相模が丘5丁目)と2つの家庭的保育(相模が丘2丁目、ひばりが丘2丁目)が2か所、4月から開園します。小規模保育園については、空き家空き店舗利用ではなく、中古住宅を壊して新築となる園舎で整備費は軽微ではありません。しかし、待機児対策にとどまらず、小規模の良さである、0・1・2歳に保育者が密にかかわり手厚い保育となることを期待します。また今回の横浜市の小規模保育園を視察の際、横浜市は小規模保育園の連携施設に独自に補助金を出していることを知りました。座間市の今回の小規模保育園には地域に2つある公立保育園が連携施設となります。小規模保育園が各地域に広がることが有効なので、連携施設への何らかのインセンティブも提案していきたいと思います。