早朝・夜(特に19時~)の飛行訓練と低空飛行の改善を!

 2018年3月末に厚木基地の米空母艦載機は岩国基地へ移駐し、艦載機による爆音は減り、騒音回数は2割ほど減りました。しかし、その後の状況については、市設置の栗原中学校(市の中央部、飛行路内)の測定器によるデータからみると、年間騒音飛行回数では2019年は2018年の4%減にとどまっています。

 そして、朝6時から8時台の早朝と、夜の18時~19時、19時以降の70デシベル以上で測定される飛行の平均割合は、2018年は18.5%、2019年は17.8%であり、約2割を占めほとんど変わりません。月数では2割を超えるのは両年とも5か月、夜については、両年とも19時以降が7割にもなっています。総回数は4%減りながらも、夜は2%増えているのです。また夜の時間に、10回以上、また20回以上の連続での記録もあります。これは夜間訓練ではないでしょうか?!

厚木基地からの飛行航路からはずれ、市・県・国の測定器の設置から遠い、私の住んでいる四ツ谷近くの相模線沿線上空付近では、南北に、平日はほぼ終日繰り返し飛んでいます。測定器が設置されておらず、市は状況を把握していないことから、私は測定器を購入し計測を行っています。6時過ぎから継続的飛行も定期的にありますし、19時過ぎもほとんど飛んでいます。環境省の騒音に係る環境基準では、専ら住居用に供される地域では昼間は55デシベル以下、夜間は45デシベル以下、とされていますが(時間区分は昼間は6~22時、夜間は22~翌日の6時)、四ツ谷の住宅地での音量は55~最大65デシベル位です。

 しかし、一日のなかで時として、70デシベルを超えることがあります。住宅地上空を家屋から100mもない高さで東西南北自由に飛んで行く時です。航空法では、「最低安全高度」の規定として、「人または家屋の密集している地域の上空にあっては、当該航空機を中心として、水平距離600mの範囲内の最も高い障害物の上端から300メートルの高度」とありますが、入谷や立野台、栗原中央、緑ヶ丘地域等でも、住宅地上空を100メートルくらいの高さで飛ぶのを日常的に見ています。あまりの低さに恐怖を感じています。

 こうしたことから、6月議会の一般質問では、6時~8時台の早朝と市民が仕事等から自宅に帰ってくつろぐ、市民生活としての夜間と考える19時以降の夜の飛行がこの2年減っておらず少し増えていること、住宅地の上空を航空法に反して低空飛行が行われていることについて、改善を求めて国へ要請することを問いました。

 答弁では、艦載機移駐によって騒音回数、音量も減っていて効果があった、飛行高度については、国内法の適応を受けていると聞いているとのことでした!実際、300mよりも低い飛行が行われており、多くの市民が見ているのです。艦載機が飛ぶ異常な騒音の状況がなくなればよしとするのでしょうか!!環境省の騒音基準の「夜間」は22時~翌6時までですが、市民生活の観点から、住宅地の上空での、早朝や夜の飛行をやめることを、引き続き求めていきます。